ブレイキング・バッドをhuluで見てみた。
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なんと言いますか。一言では言えない作品ですね。
アメリカの田舎町の高校の化学教師が、肺がんと診断されたところから始まるんだけど自暴自棄になり自殺も考えていたんだけど、どうせ死ぬんだったら家族にお金を残したいとかつての教え子(ジェシー)と通称メスと言われる麻薬を作り始めて、闇世界にどっぷりはまっていくよという作品ですね。
主人公のウォルター肺がんだし、息子は脳性麻痺で障害で上手くしゃべることも歩くこともままならないし、妻は最近妊娠したばかりだし自分の妻の妹の旦那はDEAと呼ばれる麻薬捜査機関に勤めてるし。。。なんとか自分が死ぬ前に一財産残そうと必死に頑張るんだけど、マフィアの世界の恐ろしさなどを思い知らされて自分の性格もだんだんと変わっていくしこれほど素人が闇に堕ちていく作品はなかなか無いですね。
素人ならではの、闇の世界の常識がわからなかったり初めて人殺した時にどうしていいかわからないなど、本当に素人がこんな場面に遭遇したらこうなるんだろうなという焦りなどが非常に共感できるし面白いですね。
自分がこんな麻薬王のような犯罪者になることは考えられないんですが、疑似体験できるというか。。。
なぜかこれを視聴していると近所のパトカーの音にビクついてみたり(笑)
作品にこれほど感情移入できるのは、素人くささを終始だしてるとこでしょうね。
とにかく周辺人物はみんな胡散臭いのなんのって、、、強烈な個性持ってるような人ばかりですね。
ホントクズのような奴もいればいい人もいるし。
それと家族愛と仲間との友情とか非常によく描かれているし人間として価値観が違うからこその喧嘩だったり、、、非常に胸熱で泣けるとこが多々あるな~。
24なみのスピード感はないけど、その分主人公と相棒のジェシーの周辺を含め細かくストーリーに反映されるので非常に見やすく分かりやすかったですね。
これといってつまらない部分はないんだけど、しいていうなら最後のあの終わりは自分で考えろということか?と非常に残念な終わり方でちょっと納得がいかないのが残念かな~
アメリカ南西部の田舎町。主人公である高校の化学教師、ウォルター・ホワイト(ブライアン・クランストン)は、身重の妻と脳性麻痺の長男と暮らしていた。しかしシーズン1の第1話で自身に肺がんが見つかる。死ぬ前に家族に財産を残すため彼が選んだのは低所得者層向けの覚せい剤、メタンフェタミン(メス)の密造であった。堅気のウォルターは、メスの闇ルートに通じたかつての教え子ジェシー・ピンクマン(アーロン・ポール)と製造密売を始める。闇マーケットは社会の縮図のようでもあるが、同時に不条理な関係とタイミングに左右される世界で経費と苦労が続くものの、なかなか目的は達せられない。自身のガンも進み治療費もかさんでいく。ウォルターとジェシーは、メス作成を本格化させるとともに、彼らが想像もしなかった数々のトラブルに巻き込まれる。家族を守るために始めたウォルターであったが、誰にも真実を話すことが出来ず、徐々に家族との絆を失っていき、ウォルター自身も変貌してゆく。
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